カイトボーダーへの挑戦 5日目

カイトと人間をつなぐハーネスお勉強のレッスンが終わり、頭がパンク状態になった次はカイトの実践のはずだったのだが風が止まった。11マイル/hの風が吹かないとスクールは開催されないのだ。数日いい感じで吹いていた風がピタリと止まり、なんと2回もスクールキャンセルに!

3度目の正直、ついに風が吹いた。でも弱い風(ちょうど11マイル/hくらい)なので、レッスンにしてはちょっと大き目の14平方メートルのカイトを使っての実践。カイトが暴走した時の安全装置の使い方、カイトと長い糸の結び方、学ぶ事だらけである。カイトに空気を入れて腰にはハーネスを巻いて、準備完了。カイトを上げる事をランチングと言うのだが、これは難しいので先生がランチングまではやってくれる。カイルアの風は海に向かって右斜めからビーチに向かって吹き込むクロスオンショア、風に背を向け、風のパワーゾーン(ウインドウインドウというらしい)の右半分(時計の針で言うと12時から3時まで)あたりの、1時半くらいの所にカイトを停める練習をビーチで。コントロールは左手一本である。

両手で持ってたってままならないのに、何度も吹き飛ばされそうになる。カイトに操縦されるな、ヒロコが操縦しろって言われたって・・・・何をどうしたらいいのやら、オロオロオロ。踏みしめている足が海へ海へと引きづられる。

左手一本でコントロールバーを引くだけしか脳がなかった私に、押すコツも教えてもらったらあら不思議、ぜんぜんマシに。その勢いで海へカイトをコントロールしながら入るように言われる。

海は当然ながら波がある。波を気にしているうちに、カイトを落としてしまう。トホホ。。。全集中はカイトに置くように注意される。

再度挑戦、人間たいしたもので慣れて来る。次は足を浮かしてカイトの力に引きづられてみる。横っ滑りに勢いよく引きづられて気分はレレレのオジサン。わかる?とにかく楽しい!!!練習用ちびっ子カイトに引きづられたパワーとは訳が違う。

トランシーバー付きヘルメットで先生からの指示がカイトに引きづられているので当然入った岸からかなり風下に流されている。更にカイトを1時半の方向、つまり海側に上げているわけで岸も遠くなっている。カイトを使うにあたり、グレッグからウォーキートーキー(トランシーバー)付きヘルメットを渡されるのだが、このウォーキートーキーから、そろそろカイトを岸の方(時計で言うと10時半あたり)へ移動させて帰っておいでと指示が入る。この時注意すべきはいきなりカイトを1時半から10時半へ振ると思いっきりカイトに風が入り込みすっ飛ばされる事になる。ゆっくりと12時(ニュートラルポジション)へカイトを移動させ、そこで両手を添え3秒キープして、今度は右手一本で10時半へ移動を試みる。なんだかわからないパワーにビビって、カイトコントロール不可能に。急いで安全装置をはずしカイトは海の中へ。エーン、岸から遠いんですけど。。。 安全装置を使えばカイトは空気を含まなくなり、簡単に海には落ちてくれますが(それ以上吹っ飛ばされる事はなくなる)、カイトとハーネスはリーシューでつながっております。それを頼りに海の中立ち泳ぎのままカイト回収が始まります。糸を引っ張って引っ張ってカイトを引き寄せ、次はカイトをつかんで岸まで戻ります。これをセルフレスキューと言いますが、本来カイトをヨットの帆のように丸めて両手で捕まり、風の力を借りて帰ってくるのですが、この時の私はそんな方法をすっかり忘れてとりあえずカイトの浮力に捕まりこみ泳ぐ泳ぐ。グレッグが何度となく指示をくれるのだが、困った時の英語はよく聞き取れないものである。

なんとか岸まで戻ったらグレッグが再度セルフレスキューのやり方を教えてくれる(これが次回の練習で大活躍することに!)。次はいよいよカイトのパワーをもうちょっと使ってみる練習。つまり1時半にキープするのではなく、12時から3時の間で8の字を描くようにバーコントロールをするのである。さっきよりもっともっとすごい勢いでぐんぐん進む。体は水上から浮かび上がる事も度々で、これはイルカの気分。楽しくてしょうがない。今回は岸へも上手に戻ってこれて、カイトをグレッグの手の中にゆっくりと降ろす事まで出来た。この時点で私のテンションは異常に高くなっていた。楽しくて楽しくてしかたがない。グレッグはその姿をみてまた楽しそうにしてくてた。ここで本日のレッスンは終了。次は最高にアグレッシブにカイトを動かす練習の後ボードを持ってみようね!と。ヤッタ!やっとボードだ。